ウェブサイトをリニューアルしました

http://yamatoyuka.com

まだ作品が少ないですが、時間を見つけてアップしていきたいと思います。以前作った2011年の頃とは、制作についていろいろ変わりました。サイトの骨格を考えていると、それがよくわかりました。前のサイトが気に入っていたので、リニューアルしたのは止むに止まれずの事情でしたが、新しいデザインにできて、ちょっと節目のように感じています。この前、ずいぶん年上の尊敬する批評家の方と飲んで話していて、死ぬまでにあと何作品作れるか、、とちょっと口にしたら、一蹴されました。そんなこと言ってる場合じゃないですね。さて。

しつこい注文の連打に、丁寧に対応してくださったプログラマーのEさん、ありがとうございました。

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荷造り

新城での二つの展覧会が終わりました。お越しくださった皆様、ありがとうございました。昨今の私は、お疲れ様会のお寿司を食べながら熱を出し、ケントリッジの魔笛を見て知恵熱を出し、高知行きの準備をしていたここしばらく。

高知でまた思いきり動くには、張っていた気を一度緩めなければと思い、絶対に緩めるという強い気持ちでなんとかやり抜きました。つまりとても意識的に休んだだけ。しかし休むのが苦手なのでできるだけ無心で眠るようにしました。おかげでちょっと準備が遅れつつも、判断力は戻ってきたようです。

今回、レジデンスの前に下見に行けたことで、制作のプランを具体的にたてることができました。とはいえ、その通りにいくわけはなく、むしろ、いかないことにこそいろいろなヒントがつまっているので、それに十分反応できるよう荷造りしたいと思います。

完全な新作は映像作品になる予定ですが、今回の展覧会では、2009年につくった鳥の水たまりの作品「彼方の捕獲/訪れの器」も作ります。これを作ったときはほぼ10年前、技術が足りず、思い出すとほろ苦いこともあるだけに、また作る日がくるとはあまり考えていませんでした。しかし、高知に訪れてみて、地形の高低差や、山からひかれる水などを見ているうちに、稲刈り後の田んぼに「鳥」はぴったりだと思うに至りました。これが実現できるのも、大事な田んぼを貸してくださる地元の方々、あまりにかさばる「鳥」をずっと保管できるようにしてくださっていた建築士のNさんのおかげです。(保管場所がなければ、おそらく破棄せざるをえなかった)

「鳥」は全部で50羽あり、そのうちの3羽は群馬のある素敵なご家族の家の庭にいます。なので、高知に行くのは47羽。11/4にはワークショップもありますので、お近くにいらっしゃる方はぜひご参加ください。

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「新しい明日」展

愛知県新城市役所の旧庁舎での展覧会も始まりました。
9日までと短いですが、お近くにお越しの方はぜひお立ち寄りください。

『新しい明日 Beyond The Previous Day』

一枚目は、この部屋の窓からキンモクセイが見えることに気づき作りました。もともとの部屋に、最小限しか手を入れませんでしたが、もうすぐなくなってしまう建物に捧げる作品になったように思います。

(1~4枚目の撮影: 早川純一)

「この建物の裏には二本の金木犀がある」2018年

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「アルバースの洗濯」2017年
新城市門谷音為川で撮影した作品。

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「人間の足」 2018年

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「共同体のジレンマ」展が終わりました

9/30に「共同体のジレンマ」展が終わりました。この日は台風が直撃で、初日からずっと雨が多かったこの展覧会のしめくくりとして、笑ってしまうほどふさわしい天候でした。そんななか恒例の最終日のトークも、縮小版となりましたが、行いました。司会進行役をお願いしていた、愛知県美術館の石崎尚さんも、前回以上に、八人の作家の話の舵を巧みにとってくださいました。作家企画のこの展覧会の意義や、「共同体のジレンマ」というテーマ設定と、各作家の姿勢や、観客の受け取り方など、率直に話せたかと思います。

新城に住む鈴木孝幸さんが主宰しているこの展覧会は、今年で5回目、私の参加は4回目となります。作家を選び、交渉し、広報につとめ、自分も大作を制作し、ひとりで切り盛りしている鈴木さんの姿勢を、毎回ただただ尊敬するとともに、よい制作でしかそれに応えられないという緊張感があります。制作、鑑賞に向いているとはいえない面もあるこの環境では、作家の力や目的意識が試され、今年はとくにそれを強く感じたように思います。リピーターの方が多いのも、どこかそういう点に魅力を感じていただいているのかもしれません。たんにとても美しい場所だから、ということでも十分ですが。

はるばる足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

高知新聞

今日9月19日の高知新聞朝刊に、この秋の滞在制作、展覧会についての記事を掲載していただきました。こちらはwebの記事。Air Lite Kochiを立ち上げられたメンバーのうちの二人、西奥さんと服部さんと2時間しゃべり倒してからのこの写真(画像は高知新聞のtwitterアカウントから)。つい数日前に初めてお会いしたのに、それぞれの立場から思いを伝え、話がなかなか尽きませんでした。
かつて、高知の薪風呂文化についてのシリーズ記事を書かれたという記者の竹内さん自身のお話も面白く、興味も持って駆けつけてくださって嬉しかったです。展覧会に向けて、何回か書いてくださるそう。
展覧会は11/17~25、ぜひ高知への旅の計画を!
https://www.kochinews.co.jp/article/216569/?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=tw-lp2018

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次の展覧会

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10月はじめ、「共同体のジレンマ」が終わってすぐに、同じ新城市でグループ展にも参加することになりました。会場は、取り壊しの決まっている新城市役所旧庁舎なのですが、すでに中のものは撤去され、広く、それぞれの部屋に特徴があり、建物の荒々しさが少し感じられるような空間で、現代美術の展覧会にはとても合っています。8日間と短いですが、長年がんばってきた庁舎の最後の見せ場のような、自由さに満ちた時間になったらよいなと思っています。
そういえば、名古屋市の藤が丘からこの会場近くまでバスが運行していることを最近知りました。1000円で乗り換え無しで行けるとは、嬉しい驚きです。これが朗報の方は限られているかと思いますが、ぜひチェックしてみてください。
豊鉄バス 新城⇄名古屋 藤が丘

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ニューキャッスル・アライアンス会議2018関連企画
「新しい明日」

【出品作家】 大﨑土夢 鈴木孝幸 田口友里衣 大和由佳
【会期】2018年10月2日(火)~10月9日(火)
【時間】9:30~16:30
【場所】新城市役所旧庁舎 愛知県新城市字東入船6番地1
【アクセス】
・車
【新東名高速新城I.Cより】
新城インター交差点を左折、国道151号を約4km、新城警察署南交差点を左折、国道151号を約1kmの新城市役所新庁舎東側に新城市役所旧庁舎あり。※東庁舎の横に砂利の駐車場があります。そちらをご利用ください。
・電車
JR飯田線新城駅 徒歩10分
【主催】新城市
お問い合わせ先: 新城市ニューキャッスル交流推進室 0536-23-7696

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雨音と弱音 

「共同体のジレンマ」展が無事始まりました。

初日の午前中に大雨に見舞われて、トタン屋根を打つ雨音によって、作品の音声がまったくかき消されることが判明。自分の声も聞こえないほどの轟音で、途方にくれました。音声を大きくすれば済むというレベルではないので、そのようなときはどうかしばしお待ちください。また、校庭の水はけが悪く、ぬかるみやすいので、お足元もお気を付けて。
しかし、そんな大雨のなか、映像作品に協力してくれたクモたちはへっちゃらの様子でした。できるだけ晴れて、と願うしかない自分の非力さよ。

夕方からは各作家の簡単な作品紹介でした。うまく言えないんですが、それぞれがとてもまっすぐに率直に制作について話していた気がします。そして、オープニングレセプション。cafe 爾今さんの用意してくださった素敵な卓上の前で乾杯し、ようやくほっとしました。校庭のぬかるみもちょっと苦々しく思っていたけれど、ひとりの元気な男の子が思い切り泥遊びしてるのを見て、切り替えられました。ありがとう、男の子。

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<蜘蛛とeveryone>                          撮影: 早川純一