高知での制作の様子を綴っていきます。

-3日目-

DSC05643.JPG

朝は自治会の草刈りへ。同じ建物に住む方に、目の前に広がる奥物部湖(地元では大栃湖とも)のお話もうかがったりしました。それにしても、皆さん明るくて、おしゃべりが楽しい。エントランスの掲示板に、自治会の案内のとなりに展覧会のチラシを貼ってもらって、きっと住民の方には謎だろうなあ、と思っていたら、気さくに声をかけてくださる方がちらほら現れて、楽しくなってきました。住んでいる物部は、展示場所とは少し離れた集落ですが、こうして住めたのもなにかの縁なので、この場所もよく味わえたらと思います。
さて、草刈り中に、湖のほとりに流木がたくさん流れついていると聞いたので、行って見るとたしかに、ごろごろと流れ着いてました。今回、11/23に「杖をつくろう」と題したワークショップをするので、流木が使えるかもしれないと集めてみましたが、どうなるかな。

広告

エアライト高知 アーティスト・イン・レジデンス

Exhibition Vol.1     大和由佳 Yuka Yamato

“ひとがみずと立つところ Where Humans Stand Together with Water”

<オープニングレセプション・レクチャートーク>

平成30年11月17日(土)

話し手:小金沢智氏(太田市美術館・図書館学芸員)

【作品展示期間】

平成30年11月17日(土)~11月25日(日)

【場所と時間】

AirLite Kochi (高知県香美市香北町永野207)  11:00~17:00

永野地区田んぼ(AiRLite Kochiから徒歩5分)日没まで

美良布集活センター9:00~18:00

【AiRLite Kochiへのアクセス】

・飛行機で 高知坂本龍馬空港よりタクシーで約30分

・電車・バスで  JR土佐山田駅よりJRバス大栃行き美良布下車。市営バス蕨野線(1日3便)乗り換えて約10分、西永野バス停下車。

・自動車で    高知自動車道南国I.C.より約35分

<JR四国バス>

http://www.jr-shikoku.co.jp/bus/businfo/rosen_tosa/tosa-ototi.htm

<香美市営バス時刻表 香北町蕨野線>

https://www.city.kami.lg.jp/uploaded/attachment/4548.pdf

高知での制作の様子を綴っていきます。

-2日目-

高知県中東部独自の文化、フラフを製作されているハチロー染工場へ。
一ヶ月前の下見の際には、一階の染めの工程を行う場所でお話をうかがいましたが、その二階には自然光と風が行き渡る、これもまた美しい仕事場が広がっていました。

絵師であった先代の絵柄を継承しながら、”ただトレースすれば線は死んでしまう”と、糊で勢いのある線を描かれていく様子や、3.3×4.5という巨大な旗を、いとも簡単にミシンではぎ合わせて仕上げていく様子など、夢中でカメラにおさめました。

有名な染工場さんなので、今までもたくさんの取材を受けられてこられたのだと思います。お忙しいなか、拙い私たちにも、終始こまやかなお気遣いをいただき、本当にありがたかったです。

このような長年伝承されて来た技術と、それを可能にしてきた職人の方たちの姿勢を前にすると、いつも自分の制作がそれに敵うのかということを自問することになります。そのような時間がもてることは幸運なことです。

DSC_7492.jpg

ほとんど休まず、もくもくと描かれていたご主人。映像作品のストーリーをお話しすると、ぴったりの思い出話を聞かせてくださいました。

DSC_7484.jpg

カメラのセッティング中お待たせしている間に、工場のおかみさんが見せられた表情も、実に美しかったです。

高知での制作の様子を綴っていきます。

-1日目-

今朝、明石大橋を渡り、高知入りしました。初日はいろいろ手続きもあって、ちょっと緊張していたらしい自分も、エアライト高知の西奥さんご一家の顔を見たら、ほっとしました。
ガス開栓が間に合わず、炊飯器で炊いたらふにゃふにゃに仕上がったスパゲティーを食べて、ちょうど上がってきた満月を撮影。
今回は望遠レンズを多く使った作品になる予感がしています。

DSC_7472.JPG

チラシができました

北川正さんによる、エアライト高知 アーティストインレジデンスの素敵なチラシができました。うれしい。手元で見たいよという方がいらしたら、コメント欄等からご一報ください。高知の空気もたっぷりと封筒に入れてお送りいたします。

AiRLiteomoteAiRLiteura

 

ウェブサイトをリニューアルしました

http://yamatoyuka.com

まだ作品が少ないですが、時間を見つけてアップしていきたいと思います。以前作った2011年の頃とは、制作についていろいろ変わりました。サイトの骨格を考えていると、それがよくわかりました。前のサイトが気に入っていたので、リニューアルしたのは止むに止まれずの事情でしたが、新しいデザインにできて、ちょっと節目のように感じています。この前、ずいぶん年上の尊敬する批評家の方と飲んで話していて、死ぬまでにあと何作品作れるか、、とちょっと口にしたら、一蹴されました。そんなこと言ってる場合じゃないですね。さて。

しつこい注文の連打に、丁寧に対応してくださったプログラマーのEさん、ありがとうございました。

荷造り

新城での二つの展覧会が終わりました。お越しくださった皆様、ありがとうございました。昨今の私は、お疲れ様会のお寿司を食べながら熱を出し、ケントリッジの魔笛を見て知恵熱を出し、高知行きの準備をしていたここしばらく。

高知でまた思いきり動くには、張っていた気を一度緩めなければと思い、絶対に緩めるという強い気持ちでなんとかやり抜きました。つまりとても意識的に休んだだけ。しかし休むのが苦手なのでできるだけ無心で眠るようにしました。おかげでちょっと準備が遅れつつも、判断力は戻ってきたようです。

今回、レジデンスの前に下見に行けたことで、制作のプランを具体的にたてることができました。とはいえ、その通りにいくわけはなく、むしろ、いかないことにこそいろいろなヒントがつまっているので、それに十分反応できるよう荷造りしたいと思います。

完全な新作は映像作品になる予定ですが、今回の展覧会では、2009年につくった鳥の水たまりの作品「彼方の捕獲/訪れの器」も作ります。これを作ったときはほぼ10年前、技術が足りず、思い出すとほろ苦いこともあるだけに、また作る日がくるとはあまり考えていませんでした。しかし、高知に訪れてみて、地形の高低差や、山からひかれる水などを見ているうちに、稲刈り後の田んぼに「鳥」はぴったりだと思うに至りました。これが実現できるのも、大事な田んぼを貸してくださる地元の方々、あまりにかさばる「鳥」をずっと保管できるようにしてくださっていた建築士のNさんのおかげです。(保管場所がなければ、おそらく破棄せざるをえなかった)

「鳥」は全部で50羽あり、そのうちの3羽は群馬のある素敵なご家族の家の庭にいます。なので、高知に行くのは47羽。11/4にはワークショップもありますので、お近くにいらっしゃる方はぜひご参加ください。

web使用DSC_6442