初日のこと

個展が始まり2週間がたちました。お越しくださった皆様、ありがとうございます。

ギャラリー HAMのオープニングパーティーのお料理は、いつも本当に美味しいのですが、どうしても自分の展示の時は胸がいっぱいで、終わり頃になるまでは、食べ物がなかなか喉を通らず、皆さんが楽しまれているのを幸せに眺めています。今回は展示に草をたくさん使っているので、外でピクニックしているような雰囲気になったらいいなという気持ちを、料理を担当してくださっている方に事前にお伝えしていたら、サンドイッチなどまさにぴったりのメニューを用意くれました。ビバ!

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そのオープニングパーティーのなか、パフォーマンスをしました。撮影はフォトグラファーの廣瀬育子さん。彼女とはニュートロン東京で発表していた頃に知り合いましたが、今回のような撮影を信頼できる人にお願いしたいと思ったときに、最初に浮かんだのが彼女でした。パフォーマンスの時はほぼ無心になるとはいえ、彼女に撮ってもらえたことでさらに集中することができました。今自分のウェブサイトが工事中なので、こちらにアップしますね。

草を切り、そこに隠れていた杖を見つけ、地面に敷いた布とともに再配置して、インスタレーションを完成させるという時間でした。今は、ギャラリーでその時の映像を一緒に見せています。

 

作品の記録をどう残すかというのは、作品のあり方が多様化している現代ではますます課題になっていますが、パフォーマンスを始めてしまった私も悩むところです。自分に関して言えば、昨年の新城市での洗濯のパフォーマンスを、思いがけず先間康博さんが撮ってくださっていた写真を見て、それがあまりに素晴らしかったという経験がひとつの手がかりになってくれる気がしています。それらは客観的とは程遠く、記録ではなく記憶に近いものでした。私は作る側なので、そこで起こったことをそのまま伝えることなどできない(そもそもその場にいてもなにかを総合的に受け取れるひとはいない)、それをどう残すかというところにも、創造的な試みの可能性がある、という方に偏っていたい。

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