「新しい明日」展

愛知県新城市役所の旧庁舎での展覧会も始まりました。
9日までと短いですが、お近くにお越しの方はぜひお立ち寄りください。

『新しい明日 Beyond The Previous Day』

一枚目は、この部屋の窓からキンモクセイが見えることに気づき作りました。もともとの部屋に、最小限しか手を入れませんでしたが、もうすぐなくなってしまう建物に捧げる作品になったように思います。

(1~4枚目の撮影: 早川純一)

「この建物の裏には二本の金木犀がある」2018年

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「アルバースの洗濯」2017年
新城市門谷音為川で撮影した作品。

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「人間の足」 2018年

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「共同体のジレンマ」展が終わりました

9/30に「共同体のジレンマ」展が終わりました。この日は台風が直撃で、初日からずっと雨が多かったこの展覧会のしめくくりとして、笑ってしまうほどふさわしい天候でした。そんななか恒例の最終日のトークも、縮小版となりましたが、行いました。司会進行役をお願いしていた、愛知県美術館の石崎尚さんも、前回以上に、八人の作家の話の舵を巧みにとってくださいました。作家企画のこの展覧会の意義や、「共同体のジレンマ」というテーマ設定と、各作家の姿勢や、観客の受け取り方など、率直に話せたかと思います。

新城に住む鈴木孝幸さんが主宰しているこの展覧会は、今年で5回目、私の参加は4回目となります。作家を選び、交渉し、広報につとめ、自分も大作を制作し、ひとりで切り盛りしている鈴木さんの姿勢を、毎回ただただ尊敬するとともに、よい制作でしかそれに応えられないという緊張感があります。制作、鑑賞に向いているとはいえない面もあるこの環境では、作家の力や目的意識が試され、今年はとくにそれを強く感じたように思います。リピーターの方が多いのも、どこかそういう点に魅力を感じていただいているのかもしれません。たんにとても美しい場所だから、ということでも十分ですが。

はるばる足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

高知新聞

今日9月19日の高知新聞朝刊に、この秋の滞在制作、展覧会についての記事を掲載していただきました。こちらはwebの記事。Air Lite Kochiを立ち上げられたメンバーのうちの二人、西奥さんと服部さんと2時間しゃべり倒してからのこの写真(画像は高知新聞のtwitterアカウントから)。つい数日前に初めてお会いしたのに、それぞれの立場から思いを伝え、話がなかなか尽きませんでした。
かつて、高知の薪風呂文化についてのシリーズ記事を書かれたという記者の竹内さん自身のお話も面白く、興味も持って駆けつけてくださって嬉しかったです。展覧会に向けて、何回か書いてくださるそう。
展覧会は11/17~25、ぜひ高知への旅の計画を!
https://www.kochinews.co.jp/article/216569/?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=tw-lp2018

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次の展覧会

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10月はじめ、「共同体のジレンマ」が終わってすぐに、同じ新城市でグループ展にも参加することになりました。会場は、取り壊しの決まっている新城市役所旧庁舎なのですが、すでに中のものは撤去され、広く、それぞれの部屋に特徴があり、建物の荒々しさが少し感じられるような空間で、現代美術の展覧会にはとても合っています。8日間と短いですが、長年がんばってきた庁舎の最後の見せ場のような、自由さに満ちた時間になったらよいなと思っています。
そういえば、名古屋市の藤が丘からこの会場近くまでバスが運行していることを最近知りました。1000円で乗り換え無しで行けるとは、嬉しい驚きです。これが朗報の方は限られているかと思いますが、ぜひチェックしてみてください。
豊鉄バス 新城⇄名古屋 藤が丘

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ニューキャッスル・アライアンス会議2018関連企画
「新しい明日」

【出品作家】 大﨑土夢 鈴木孝幸 田口友里衣 大和由佳
【会期】2018年10月2日(火)~10月9日(火)
【時間】9:30~16:30
【場所】新城市役所旧庁舎 愛知県新城市字東入船6番地1
【アクセス】
・車
【新東名高速新城I.Cより】
新城インター交差点を左折、国道151号を約4km、新城警察署南交差点を左折、国道151号を約1kmの新城市役所新庁舎東側に新城市役所旧庁舎あり。※東庁舎の横に砂利の駐車場があります。そちらをご利用ください。
・電車
JR飯田線新城駅 徒歩10分
【主催】新城市
お問い合わせ先: 新城市ニューキャッスル交流推進室 0536-23-7696

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雨音と弱音 

「共同体のジレンマ」展が無事始まりました。

初日の午前中に大雨に見舞われて、トタン屋根を打つ雨音によって、作品の音声がまったくかき消されることが判明。自分の声も聞こえないほどの轟音で、途方にくれました。音声を大きくすれば済むというレベルではないので、そのようなときはどうかしばしお待ちください。また、校庭の水はけが悪く、ぬかるみやすいので、お足元もお気を付けて。
しかし、そんな大雨のなか、映像作品に協力してくれたクモたちはへっちゃらの様子でした。できるだけ晴れて、と願うしかない自分の非力さよ。

夕方からは各作家の簡単な作品紹介でした。うまく言えないんですが、それぞれがとてもまっすぐに率直に制作について話していた気がします。そして、オープニングレセプション。cafe 爾今さんの用意してくださった素敵な卓上の前で乾杯し、ようやくほっとしました。校庭のぬかるみもちょっと苦々しく思っていたけれど、ひとりの元気な男の子が思い切り泥遊びしてるのを見て、切り替えられました。ありがとう、男の子。

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<蜘蛛とeveryone>                          撮影: 早川純一

ぶどうジュースを飲みながら

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「共同体のジレンマ」展ですが、私は9月8日(土)、24日(月・祝)、30日(日)に会場にいる予定です。

24日については、作品内で使っている、濃くて美味しいぶどうのジュースを飲みながら、来ていただいた方とお話する日にできたらと思っています。13時頃から、展示場所である屋外炊事場でお待ちしております。

今年は台風が多そうで少し怯えています。。
また明日上陸するようなので、みなさま、どうか気をつけてお過ごしください。

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「共同体のジレンマ」

【会期】2018年9月8日(土)~9月30日(日)水曜・木曜休み 
【時間】9:30~17:00
【場所】旧門谷小学校 愛知県新城市門谷字宮下26番地

【イベント】
ギャラリートーク 9月8日(土) 16:00 – 16:40
オープニングパーティー 9月8日(土)17:00 – 19:00 ※ 晴れていると、美しい星空が見られます。
アーティストトーク 9月30日(日)13:00 – 16:00 (司会進行: 愛知県立美術館学芸員 石崎尚氏)

【アクセス】

・電車・バス
JR飯田線「本長篠駅」より徒歩1分の豊橋鉄道バスターミナルより「田口」行き乗車、「鳳来寺」バス停下車、鳳来寺山登山道方面へ徒歩5分
※バスの本数は非常に少なくなっておりますので、ご注意下さい
行きのバス時刻表 
http://www.toyotetsu.jp/station/491/P1/
帰りのバス時刻表
https://www.toyotetsu.jp/station/497/P2/?bus=on

・車
【新東名高速新城I.Cより】
国道151号を約4km、長篠交差点を左折、県道32号を約7km、「鳳来寺」バス停脇の笠川駐車場より、鳳来寺山登山道方面へ徒歩5分
【新東名高速浜松いなさI.Cより】
国道257号を約13km、長篠交差点を右折、県道32号を約7km、「鳳来寺」バス停脇の笠川駐車場より、鳳来寺山登山道方面へ徒歩5分

声の作品をつくっています

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– 今度の展示場所は、野外炊事場。明るく、風通しがいい。食べるものをつくる場所で、声の作品をつくっています。
テスト用に持って来た小さなスピーカーを、トタン屋根から吊り下げて音を出してみる。スピーカーは揺れ、そこから流れる声も茂みの方に吹き飛ばされていく。拾いに行かずにすむのがいい。

時々、わたしらしさ、というものについて考えることがある。一目でわかる作家性みたいなものだろうか。それほど一貫したものを作ってこられた自負もないけれど、今つくっているのは、それにしてもはみ出している感じがする。でも、制作のある段階で、扱っている要素同士がたがいに働きかけ、それらじたいの必然性で動きだす瞬間がある。それまでは、何度もなんども自分の考えや感情に立ち返って、土壌を作っているのだけど、その時点からそこに育っていくものについて、育っていくために必要なもののために、自分はひたすら動く。
感性は論理に先立ち、正しい。常にそのような感性を死守していく(正しいと言い張るのではなく)のが、アーティストの使命なのかもしれないとふと思う。論理は時に気持ちがよいものだから、それをまっとうするのは、とても、とても難しい。

共同体のジレンマ
9/8~9/30(水木休み)
出展作家: 大﨑土夢、織田 真二、川原 卓也、鈴木 淳夫、鈴木 孝幸、福永 恵美、山口 諒、大和 由佳